我が家のカルボナーラは生クリームを使わずに全卵で作ります。
これ、簡単でお手軽なのに本当に美味しくておすすめ!
「カルボナーラに生クリーム入れないなんて有り得ないでしょ~!」
なんて声が聞こえてきそうですが、実は本場のカルボナーラは生クリームを入れないそうなんです。
生クリーム入りは日本独特のものみたいですね。
レシピを紹介するにあたり、生クリーム入りカルボナーラも一緒に作って食べ比べてみましたので、そちらの感想も後ほどお伝えします。
ではでは、早速作っていきますね。
簡単!お手軽!本場のカルボナーラレシピ(全卵&生クリーム不使用)※生クリーム入りと比べた感想
本場のカルボナーラについて
このレシピは結婚当初、お料理好きの友人から教えてもらったものです。
分厚いイタリア料理の専門書のような本に書かれてあったレシピでした。
本場のポイント
①生クリームは入れず、全卵で作成する。
②フライパンではなく、ボールの中で混ぜたソースにパスタを入れること。
③そして、チーズはパルミジャーノ・レッジャーノを塊からすりおろす。
パルミジャーノ・レッジャーノをすりおろして作るカルボナーラは本当にうっとりするくらい美味しくて、それをはじめて作った時の感動は忘れられません💗
でも、普段使いには向いてませんよね…
粉チーズでも作ってもそれなりに美味しいので、普段使いにはそれで!
今から紹介するレシピは本場のカルボナーラのポイントを押さえつつ、作りやすいように変更したものです。
我が家のカルボナーラレシピ
《材 料》
生クリーム不使用 生クリーム使用
(我が家のレシピ) (比べるレシピ)
パスタ 80g 80g
卵 全卵1個 卵黄1個
生クリーム なし 50㏄
ベーコン 40g 40g
粉チーズ 大3(15g) 大3(15g)
粗挽き胡椒 たっぷり たっぷり
オリーブオイル 大1 大1
生クリーム不使用の下に書いた分量が我が家のカルボナーラのものです。
比べる生クリーム入りレシピについて
今回食べ比べてみる生クリーム使用の方の分量は、下記のように卵と生クリームのところだけ変更して比べることにしました。
他の材料は同じ分量の方が生クリームの効果がわかりやすいと思ったからです。
生クリーム不使用⇒全卵使用
生クリーム使用 ⇒卵黄1個+生クリーム50㏄
つまりは、卵の白身の部分を生クリームに置き換えるということです。
こんな感じで、普段家にある材料で気軽に作っちゃいます♬
《注意点》
◎パスタは水1ℓに対して塩小さじ2を入れてゆでます。
※カルボナーラソースに塩は入れないので、パスタをゆでる時の塩の量は重要です!
◎パスタの量は全卵1個に対して80gを目安に。
※それ以上パスタを増やすとソースの量が少なく感じてしまいます。
《作り方》
①鍋にお湯を沸かしパスタをゆでる。(水1ℓに対して、塩小2の割合で!)
②ベーコンは1cmぐらいに切ってフライパンにオリーブオイルをひいてじっくり炒める。
③ボールに全卵1個、粉チーズ、粗挽きこしょうを入れてよく混ぜる。※写真左
(生クリーム入りのソースは、卵黄、生クリーム、粉チーズ、こしょうを入れてよく混ぜる。※写真右)
同じ大きさのボールがないため、何だか妙ですね・・・(^^;)
この間に、ベーコンを裏返したりしていい色加減になったら火を止めておく。
じっくりと焼いて、味を引きだす!こんな感じかな。
④パスタがゆであがったら、ベーコンを炒めたフライパンにパスタを投入。
フライパンに広がっているベーコンの旨味をパスタにからめます!
火は付けません!パスタは炒めません!
でも、フライパンはまだ冷めてないですよね?なら、OK!
⑤パスタを卵液のボールに投入。←ここがポイント!!!
そして、混ぜる!!!
余熱でソースがとろりとしてきます。
混ぜてる写真って一人だと写せないところが悲しい・・・(T_T)
全然とろり感出てませんが、いい感じで仕上がってるのですよ・・・(^^;)
ボールに移して余熱でソースとからませるところがポイント!
決して温めたフライパンの上にソースを入れてしまわないように!
炒り卵みたいになってしまうことも・・・
⑥粗挽きこしょうをたっぷりふって出来上がり!!!
カルボナーラは「炭焼きのパスタ」という意味らしいですよ。
それくらい黒コショウはたっぷりときかせて味のアクセントに!
では、実食!
卵黄+生クリーム入り
↓↓
全卵+ 生クリームなし
↓↓
ソース、頑張って写してみましたが・・・そんなに違いわからないかな?
生クリーム入りVS生クリームなし比較&感想!
個人的見解ですが・・・
生クリーム入りの方が断然濃厚だと思っていましたが、意外と全卵も濃厚です。
生クリームが入ってないのに濃厚ということは、この濃厚さはチーズですね。
全卵は後味がすっきりとしていてちょっと大人っぽいイメージの仕上がり。
一方、生クリーム入りは後味がまったりとしてかわいい感じ。
生クリームの存在は後味に大きく左右しているように思います。
まったりが好きなら生クリーム入り!
すっきりが好きなら生クリームなし!
私的には、生クリーム入りを食べたから今まで入れてなかったことを悔やんだり、次回から絶対入れようと心に誓ったり、そんなことはありませんでした!(どれだけ真剣?笑)
それよりも、生クリームなしの利点が多すぎるので、その利点をプラスすると、どうしても全卵生クリームなしの本場カルボナーラに落ち着いてしまうという感じです。
全卵&生クリーム不使用 おすすめポイント
①カロリー摂取量が少なくて済む!
今回1人分のパスタに使った生クリームのカロリーは50ml=196kcal
卵白1個分のカロリーは20kcal弱らしいので、これは大きく違いますね!
このカロリーをデザート分にとっておきたいと思うのは私だけ?
②家にある材料で手軽に出来る!
カルボナーラって日本でいう卵かけ納豆ご飯的なものじゃないですか?
やはり、家にある手軽な材料で出来るっていいなぁと思うのです。
生クリームがないからカルボナーラが出来ない!!!
なんて困ってる時には是非生クリームなしのカルボナーラを試してみてください。
次回もこれでいいや!と思えるかもしれませんよ。
③家計に優しい!
生クリームって意外とお高くて300円~400円位するじゃないですか?
やっぱり、家計に優しいってのはうれしいですよね。
自然と登場回数も増えるはず。
④卵白があまらない!
家族の人数分の卵白が余ると、やっぱりちょっと消費に困りませんか?
最後に・・・
つまりは、問題なく生クリームなし全卵のカルボナーラをおすすめ出来る感じです✨
もちろん、塊のパルミジャーノ・レッジャーノをおろして作ると極上の味に変化するので、気が向いたらそれも味わってみて欲しいですが・・・
でも、今回は本場のカルボナーラの魅力が伝えられたら、それだけでうれしいです♫
長くなってしまいましたが、最後までお読み下さりありがとうございました!